ボッシュ デジタル探知機 GMS120 を購入しました。
これで壁の裏側にある下地を見つけて絵を飾るネジを止めようと思います。
GMS120はボッシュのデジタル探知機3種類の中で一番価格が安く
希望小売価格19,000円(税別)でアマゾンでは半額以下の9,700円ほどで購入できます。
![ボッシュ デジタル探知機 GMS120](https://honobono-nikki.com/wp-content/uploads/2021/07/201912090005-768x1024.jpg)
価格が一番安いといっても他のメーカーの安いものと比べると倍以上と高額ですが
その価格の違いは壁裏探知機として一番重要な性能である
最大探知深さが他の商品より圧倒的に深いことです。
例えばパナソニックの壁うらセンサーEZ3802だと
石膏ボードの下の木材を探す場合で13~25ミリしかありません。
シンワ測定の下地センサーHG78577では深モードで35ミリです。
しかし、ボッシュ デジタル探知機 GMS120は木材で38ミリ、帯磁金属なら120ミリの深さまで探知できます。
壁の下が石膏ボードだけなら価格の安いものでも良いかもしれませんが
下地に何を使っているかがわからないことのほうが多いですから最大深さは深いほうが精度がでると思います。
![ボッシュ デジタル探知機 GMS120](https://honobono-nikki.com/wp-content/uploads/2021/07/201912090012-1024x768.jpg)
本体、携帯用バッグ、ハンドストラップ、アルカリ乾電池、日本語説明書が付属しています。
GMS120には、3つのモードがあります。
1.石膏ボードモード(ボタン左)
2.金属モード(ボタン中央)
3.通電線モード(ボタン右)
電源を入れて左の石膏ボードモードボタンを押すとLEDが点灯します。
![](https://honobono-nikki.com/wp-content/uploads/2021/07/201912090013-rotated.jpg)
石膏ボードモードでは最大探知深さが38ミリありますので
12ミリの石膏ボードは余裕で12ミリの2枚重ねでも探知できます。
このモードでは壁裏のすべての対象物(木柱、金属製柱、通電線)を探知できるので
壁に穴を開けるときにとても便利です。
本体を壁に当てて左右にゆっくりと移動していきます。
壁裏に石膏ボード以外何もないところでは表示はまったくなくて
リング状のLEDライトは緑色です。
![](https://honobono-nikki.com/wp-content/uploads/2021/07/201912090015-rotated.jpg)
壁裏の何か(木製柱、金属柱、通電線)に近づくと液晶画面の左右のバーが表示されLEDが黄色になります。
![](https://honobono-nikki.com/wp-content/uploads/2021/07/201912090020-rotated.jpg)
さらに壁裏の何か(木製柱、金属柱、通電線)に近づくと左右のバーが中央に伸びてきます。
![](https://honobono-nikki.com/wp-content/uploads/2021/07/201912090019-rotated.jpg)
その何か(木製柱、金属柱、通電線)の中央の位置に来ると液晶画面にセンターの表示が出ると同時に
LEDが赤色になりブザーがなります。
![](https://honobono-nikki.com/wp-content/uploads/2021/07/201912090018-rotated.jpg)
この時にLEDの中央の穴に鉛筆を入れてマーキングができます。
なおこの時点では壁裏にあるのが木製柱なのか金属柱なのか通電線なのかはわかりません。
ですが下地が石膏ボードであればサイズの規格が横幅910ミリですので
木製でも金属柱でも間柱は普通は455ミリ間隔で入っているはずです。
探知機をさらに左右に動かしていって455ミリくらいで次のセンサーの中央の位置がわかれば
それが間柱だとわかります。
455ミリ以外でセンサーが探知した場合は通電線などの可能性がありますので注意しましょう。
通電線モード(右ボタン)にすると通電している電線にだけセンサーが反応しますので
それが電気の配線だとわかります。
ただし通電していない電線や電話線には反応しないので注意が必要です。
![](https://honobono-nikki.com/wp-content/uploads/2021/07/201912090003-rotated.jpg)
コンクリート壁に穴を開けるときには中の鉄筋を避けたいので
その時は金属モード(中央ボタン)を使います。鉄、非鉄金属、通電している電線に反応します。
金属モードでは深さ120ミリまで探知できるので家のコンクリート製の基礎くらいなら探知できます。
![](https://honobono-nikki.com/wp-content/uploads/2021/07/202008020001-rotated.jpg)
鉄筋の入っているところで液晶画面にセンターが表示されます。
画面上部のNとSのついたU型磁石マークは帯磁金属(鉄)の場合に表示されます。
今回はコンクリートの基礎の中にある鉄筋なのでこのマークが表示されました。
非帯磁金属(アルミなど)の場合にはU型磁石マークに☓がついたマークが表示されます。
![](https://honobono-nikki.com/wp-content/uploads/2021/07/202008020002-rotated.jpg)
今回、ボッシュ デジタル探知機 GMS120を使ってみてわかったことは
操作がわかりやすく液晶画面の表示で簡単に壁裏にあるもののセンターがわかるので
コンクリート基礎に穴を開けるときや家の壁に釘やネジを打つときにとても役にたったということです。
石膏ボードにネジを止めたいときに下地がないところだとネジが効かないですので
壁をトンカチで叩いて下地のあるところを探したことがありました。
細い針を壁に刺して下地を探す道具もありますが
下地が見つからなくて針を刺しすぎて穴だらけになったこともありました。
ボッシュ デジタル探知機 GMS120なら壁などを傷つけることなく
壁の中の下地がわかるので仕事で作業する人はもちろんですが
家庭でも壁にネジを固定したりするときにあるととても良いと思います。