関孫六の爪切りが突然壊れたので修理してみました。
爪切りで爪を切ろうとした瞬間、パチっと音がしてテコの部分の根本が外れてバラバラになってしまいました。
良くわかりませんが金属の粉?みたいなものが飛び散ったようです。
何か小さい部品が飛んだのかと思って床を探してみました見つかりませんでした。

外れてしまった芯棒ですがよく見るとL字型の凹みが両側にあります。
この部分に丸い棒状のものが引っかかる構造のようです。

テコの部品の内側を見ると丸い棒状のものが見えます。

テコの内側の両側に棒状の突起があります。
この棒状の突起が芯棒のL字型の部分に引っかかっていたのでしょう。
この突起が長年使っているうちに摩耗して短くなってしまい棒から外れてしまい壊れたようです。
壊れた時に見た金属の粉のようなものはこの突起の金属だったようです。

この構造ならテコが芯棒のL字型の部分に固定できれば直せそうですので修理をしてみました。
摩耗した突起を復活することはできないので代わりに細い棒をつけて直すことにしました。
まずテコの棒状と同じ位置に2ミリのドリルで穴を開けます。
穴を開ける位置にポンチで印をつけてからドリルで穴を開けます。

テコの部分の金属の素材は亜鉛ダイカストで鉄よりは柔らかいので金属用のドリル刃で10分ほどで穴が開きました。
穴が本体に直角になるように手で押さえながらゆっくりと開けていきます。

反対側まで穴が貫通したところです。

太さ2ミリのクローム製の釘を穴に通すとピッタリでした。直角もOKです。

次は芯棒のL字型の上部の丸いところに2ミリの穴を開けます。

ここの金属も柔らかく2分ほどで貫通しました。

穴に釘を刺して直角に開いていることを確認しました。

芯棒を本体にはめてみたところです。穴が見えます。

テコの穴と芯棒の穴にクローム製の釘を差し込みます。

釘の飛び出した部分をペンチで切断します。

テコの動きを確認してみます。
刃の開き幅がほんの少し狭くなりましたが爪が切れるようになりました。

2ミリのクローム製に釘だと太いので、少し細い真鍮製の丸釘にしてみました。
頭がクローム製の釘と違って丸いのが良い感じです。

釘の反対側は短く切断してバリをヤスリで丸くして修理完了です。

今回は関孫六の爪切りが壊れたので芯棒に穴を開けて釘を刺して修理してみました。
爪を切る刃の開き方がほんの少しですが狭くなりましたが爪は切れるようになりました。
次はこれを修正するために穴に差し込む釘をもっと細いものがあれば交換してみたいと思います。