マキタ 充電式チェンソー MUC405D を購入しました。
バーの長さ 400ミリ 18Vバッテリー2個で36Vで駆動します。
チェーンの型式は25AP チェーンオイル自動給油式です。
30cc のエンジン式チェンソー並みの能力があるそうです。
中に入っているのは本体、ガイドバー、チェンカバー、チェーン、ボックススパナ、チェンオイル、取扱説明書です。
ハンドル部分には上にロックレバーと下にスロットルレバーがあります。
ロックレバーを握らないとスロットルレバーは引けないようになっています。
安全バーはキックバックが起きたときに手に当たってバーが前に倒れると
チェンを瞬時にロックして怪我を防ぎます。
安いエンジン式チェンソーだと安全バーがついてない機種もあるのに
このマキタ 充電式チェンソー MUC405には標準でついています。
安全に使えることはいいですね。
カバーのナットを2個とも外してカバーを取ります。
ガイドバーをはめます。
チェーンをガイドバーの溝にはめながら先端からはめていきます。
このときチェーンの刃の向きに注意しましょう。
反対にはめてしまうと切れないですよ。
チェーンをスプロケットの溝にはめていきます。
ガイドバーがまだ固定されていないので本体から外れないように注意しながら進めます。
こんな形になればOKです。
カバーから飛び出しているピンをガイドバーの穴に入るようにかぶせます。
2個のナットを仮止めします。
まだチェーンの張り調整をするので本締めの手前で止めておきます。
調整ネジにマイナスドライバーを差してプラス方向になるように右に回します。
ガイドバーの位置が伸びていってチェーンが張っていきます。
チェーンの張りを確かめながら調整していきます。
チェーンの張りが強すぎるとチェーンが動きませんが
緩すぎても切断中にチェーンが外れてしまいます。
手でチェーンを引っ張って少し浮くくらいがいいです。
あとは使いながら微調整します。
チェーンの張りが決まったらナットを増し締めして、しっかりと固定します。
これで完成です。
チェーンオイルの出る量の調整は本体下側のネジで調整できますが、ここはそのままでOKです。
今回は18V6.0Ahのバッテリーを2個使いますが同じ18Vなら容量の少ない3.0Ah2個でも使えます。
容量が少ないバッテリーは使用できる時間が少なくなるだけで切断力は同じです。
バッテリーを2個セットして電源スイッチを長押しすると緑色のランプが点灯して使えるようになります。
エンジン式と違ってエンジンをかける操作がいらないのが充電式の良いところです。
本体上面にバッテリー残量が見えるインジケーターがついていて真ん中の丸いボタンを押すと
2個のバッテリーの残量がひと目でわかります。
チェンオイルを本体左側のオイルタンクに入れます。
スロットルレバーを握るとチェーンが動いてチェーンにオイルが給油されます。
チェーンからオイルが飛び散るのを確認しましょう。
オイルが出ていないまま切断するとガイドバーが焼付きますので
使用前にカラ運転してオイルが出ていることを必ず確認しましょう。
試しに20センチくらいの木を切断してみます。
切るときはチェーンを高回転で回しながらそっと木に乗せる感じでOKです。
力を入れて木にチェーンを押し付けてしまうとチェーンの回転が落ちてしまうので
チェンソーの重さだけで切っていくくらいでOKです。
さすが新品の刃は切れ味がいいです。
20センチくらいの木でも数秒で切断できました。
力を入れずに手を添えるように切っていくと切断面もキレイに真っ直ぐに切れますよ。
燃料に混合ガソリンが必要なのでどうしても
ガソリン専用タンクと2サイクルオイルと混合缶、
その他にチェーンオイルなど荷物が多くなること
エンジンをかけるのにコツが必要なことや
スターターを引っ張る力がいるので疲れること
そして本体がかなり重いことなどから
バッテリー式のチェンソーを購入してみました。
バッテリー式チェンソーを使ってみてよかったことは
スイッチを入れるだけですぐに使えること
本体が軽いので体が楽なことです。
あと動作音がとにかく静かなので
住宅地の中でも周りを気にしないで使えることです。
馬力はさすがにエンジン式にはかなわないですが
太い木でなければバッテリー式で十分使えました。
住宅地で薪ストーブを使っている人に
マキタ 充電式チェンソー MUC405Dはとても良いと思います。